高麗時代
(918年~1392年)
918年、王建が新しく高麗を建国しました。
王建は、民生の安定を図って北進政策を推進、仏教を国教にしましたが、
絶えずやってくる外敵に常に悩まされていました。
中国の元を興したモンゴルの襲来をうけながらも、中央集権国家を完成
させます。
都には、大学、地方には中学などが建てられ、役人を中心に儒教が広まると、
それに伴って、徐々に仏教にかげりが見え始めます。
元の攻撃に苦しむ高麗は、都を松都から江華島に遷都することになります。
高麗王朝は、国内外的な乱国を克服出来なかったまま滅亡してしまい、
朝鮮王朝の成立を迎えることになります。
高麗は、このような争いの中で、世界最初の金属活字を発明、天文、数学、
医学などの発達したアラビア文化を取り入れる一方、中国に学んだ科挙制度
を取り入れます。高麗青磁が生まれたのもこの時代です。
李氏朝鮮時代
(1392年~1910年)
高麗を倒した李成桂によって朝鮮王朝が幕を開きます。
朝鮮の建国は、単純な王朝の交替ではなく、政治、経済、社会、思想などの
すべての面にわたって大きな変化をもたらしました。
男性中心の家族制度、血族結婚の禁止など、現在なお残存する韓国の
風土を形成したのです。
近代~現代
1910年の日韓合併により韓国は日本の植民地となりました。
それから、第2次世界大戦が幕を閉じるまでの36年間、日本の統治を受ける
ことになります。
植民地の統治下でも、民族の抗争が続き、1919年 3月1日、3・1運動が
起ります。このことは、中国に大韓民国の臨時政府を建てるきっかけとなり、
韓国史の正統性が繋れたと言えます。
1931年の満州事変以降、日本は朝鮮半島を日本の在留基地とし、一層の
圧力をかけるようになります。言葉を取り上げ、名前までも取り上げました。
自由を奪われた生活は、1945年の開放まで続きます。
1945年 8月 15日、日本の降伏により韓民族は35年間の植民地の支配から
脱して国権を回復します。
韓民族は、解放を迎えて民主主義の政治体制にし、新しい現代国家が
建てられました。
解放後も、38度線を境に南北にとどまった米ソによって、朝鮮は完全独立は
できず、分断状態のまま、1948年に「大韓民国」と「朝鮮民主主義人民共和国」が誕生します。
1950年 6月25日、韓国が北朝鮮の侵略を受け、同じ民族でありながら惨禍を
体験することになります。戦争は終わったものの休戦状態となり、今日まで南と北に分かれています。
1961年、軍事クーデターによって生まれた朴正煕大統領は、近代化という理念の元に経済建設に全力をかけ、現代産業社会の基盤を確実なものにします。
しかし、18年にわたった長期執権と独裁で朴正煕は側近によって殺され、
軍部のクーデターにより1979年全斗煥による第5共和国が出現しました。
その後、1987年に盧泰優政権がはじまり、翌年1988年にソウルオリンピックを
迎えます。1991年には南北共に国連に加入しています。
1993年に金永三政権、1998年に金大中政権、2002年にはノムヒョン政権が
誕生しました。しかし、国家は相変わらず南北に分断されたままであり、
いまなお緊張状態が続いています。
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