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元旦(1月1日)

先祖崇拜と孝思想に基盤をおくお正月は、韓国最大の節日です。都市生活と産業社会の中でめまぐるしい生活を送っている現代の人々にとっては、緊張感と圧迫感の日々から解放できる楽しいひと時という意味も一緒に持つようになりました。ほとんどの人が故郷を訪ねたり、また新しい服を着たりして、新しい一年を迎えます。

上元(1月15日)
一年の安寧と豊作をを祈る節日で、その年のもっとも始めに満月になる日でもあります。お正月が個人的、閉鎖的、血縁重視であるなら、上元は開放的、集団的な名節であり、個人の健康だけでなく、すべての人々の健康と発展を祈って厄除けをします。この日は、夜も家の中の明るくして過ごす習慣があります。
小作人の日(2月1日)

元々は耕作に励む小作人たちを慰労するための日でしたが、この日は家の外や中をきれいに掃除をする習慣があります。午前中に掃除を済ませ、午後は家族が集まって松餠やよもぎ餅、豆餅などを作って食べて一日を過ごします。

重三(3月3日)

日本の桃の節句にあたる日です。由来は明らかではないのですが、新羅時代以来この日にさまざまな行事が行なわれ、朝鮮時代にまで続いています。春を知らせるこの日には、味噌をつけるとおいしい、また蝶(黄色)を見ると良い一年をおくることが出来るという言い伝えがあります。農耕祭を行うことで豊年を祈ったりします。

寒食

冬至から数えて105日目にあたる日で、韓国4大名節の一つです。この日は主にお墓参りをしますが、墓前に薬酒、明太魚の脯を添え、三・五・七種の奇数の果物とお餅などを供える風習があり、ご馳走は近所に配ったり、家族が揃っていただきます。また中には火の気をいっさい断って、風神をまつるところもあります。

佛誕日(4月8日)

お釈迦様の誕生日。元々は佛家で行なわれた祝儀行事だったのですが、仏教が民衆に根付くようになるにつれ仏教意識も次第に広まるようになりました。新羅時代は特に仏教の行事が盛んで、現在は韓国人の約25%が仏教信者にあたります。

端午(5月5日)

元旦に次いで楽しい日。新しい服を着て、ご馳走をおなかいっぱい食べ、女性たちはぶらんこ遊びを、若者は角觝(相撲)をしたりします。お料理は、家ごとに腕によりをかけて作られます。糯煎餅などを作って、いただきます。

流頭(6月15日)

この日は、水団子を食べる習慣になっています。この時期は、片水、小麦粉のお好み焼き、果物、飲料などが豊富に作られる時期でもあります。

七夕(7月7日)

この日は一年間離れていた牽牛と織女が会う日。この日各家庭では、小麦粉で作った煎餅と果物をこしらえて、家族の健康と家内の平穏を祈ります。北の方では豊作を祈り、田祭が行なわれたりもします。

白中(7月15日)

百種日とも言います。農業が片づく時期なので、農夫たちのひと休みする日です。農民たちは酒を飲んだり、料理を食べたりして農楽に興じ、肉のたっぷり入っている辛いスープを汗を流しながら飲んで夏負けを防ぎます。

秋夕(8月15日)

嘉俳節とも言い、中秋の名月。野菜は青々と肥え、穀物は実り、心楽しい季節です。田舎では正月より盛大な名節で、新穀で酒や餅類(松片など)を作ったり、干し肉、蒸し鶏、里いものスープ、果物類をたくさん用意し、祠堂に供えて茶礼を行ったり、先祖の墓地に家族中で行って墓祭を行います。

重九(9月9日)

重陽とも言い、春訪れた燕が南の国に帰る日でもあります。高い所に登って故郷の空を眺め、家郷に思いを馳せたり、観菊にふけったりします。この日には干しかぼちゃや大根を入れた甑餅や菊の花の餅(菊花煎)を作って食べます。

冬至(11月)

24節気の一つとして、一年の中で夜がもっとも長い日です。この日は暦をプレゼントする習慣があり、小豆がゆを作り、自分の歳の数だけ団子を入れて食べ、悪疫を払ったりします。

除夕(大晦日)

大晦日の夕食は、海苔でご飯を包んで、先祖の冥福を祈るため二つ以上食べるようにしたり、冷やご飯を年越しさせないという意味から、混ぜご飯を作って食べたりする習慣があります。

 
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