儒教のしきたりが今でも根強く息づいているところから、韓国は礼節の国と
いわれています。韓国では、目上の人を敬うということがもっとも重要視されて
おり、このことは、会社やバス、地下鉄など、普段からの若者がお年寄りに
接する態度などによくでています。
日本では、なんでもないちょっとした態度が、韓国でだと誤解を招くこともある
ので、韓国旅行の際には文化体験の一部ということで理解しておきましょう。
タバコについて
目上の人の前でタバコを吸うことは、厳禁。
たとえ、それが自分の親の前であってもダメです。だから、相手が明らかに
目上である場合には、タバコを慎むか吸わない方が良いでしょう。
同じくらいの年である場合でも、一言断ってから吸うようにしましょう。
このようなしきたりがある反面、タバコを吸う人の場合は、相手にもタバコを
差し出してすすめる習慣があります。もし、あなたが喫煙者なら、自分のが
ありますからと遠慮しないで、快く受け取ってください。
それと、女性の喫煙は半ば白い目でみられますので、初めて会った人の前
では一応遠慮しておいた方が無難です。
食事のマナーについて
食事をするときには、それほど細かい約束ごとはありません。だた、食事の席に目上の人がいるときは、その人よりも先に箸をつけてはいけません。
ご飯を食べるときや味噌汁を飲むときは、スプーンを使い、お箸は使いません。お箸は、おかずをつまむときにだけ使います。
お味噌汁の具を食べるときも、箸は使いません。ご飯を箸で食べたり、味噌汁をお箸で飲んだりすると行儀やしつけが悪いと言われます。
韓国では、汁物の中にご飯を入れて食べますが、日本でもよく知られているカルビクッパなどは、その典型的な例です。日本では、ご飯に味噌汁をかけて食べると猫まんまと言って行儀が悪いといわれたりしますが、韓国に行ったときにはぜひ試してみてください。
お酒を飲むときですが、目上の人も前では飲酒を遠慮した方がよいです。
相手にすすめられて飲むときなどは、少し顔を横に向けて飲むのが礼儀とされています。
それからお酒をつぐときは、左手を右肘にかけ、必ず右手で注ぎます。
女性とお酒を飲むなど場合は、あなたが男性の場合はなるべくご自分でお酒を注いで飲んでください。韓国では、女の人が男の人にお酒を注ぐのはあまりいい印象を与えません。
韓国は、儒教の教えが厳しい国なので、女性が男性に対してお酒をついでいいのは、父親や主人などの身内の人だけです。日本の感覚で男性にお酌をしていると、変な目で見られますので気をつけてください。もちろん女同士ならかまいません。
最後に、韓国で一番の食事マナーは、食欲を発揮しておいしくいただくことが何よりですね。
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